SPRING & SUMMER 2024 MENS & WOMENS COLLECTION
退廃的で暗然としたムードを最大限まで押し進めた、JOHN LAWRENCE SULLIVANの2024年春夏コレクション「DARKDENCE」。
デザイナー柳川荒士の脳内にまず湧き上がってきたのは、2016年に訪れたというチェコのクトナー・ホラにあるセドレツ納骨堂。人骨で埋め尽くされたその情景には、凍りつくような冷気が漂う。アンゼルム・キーファーの芸術作品、リトアニア・シャウレイにある「十字架の丘」といった様々なインスピレーションがそこに複雑に絡み合い、本コレクションへと昇華されていきます。
徹底的にこだわったのが洋服一つ一つのテクスチャー。ブリーチした黒のカツラギデニム、パーマネントのしわ加工を施したヴェルヴェット、エイジングを表現したペブルレザー、ボディとスリーヴが断絶したミリタリーニット......。
人骨が放つ静謐なボーンホワイトの色味、岩壁や石の乾ききった表情などを加工技術を駆使して存分に再現しています。ヴィーガンスエードのボンバージャケット、レースのシャツとフーディー、モワレのジャカード生地などに見られる凹凸のあるテクスチャーもまたコレクションテーマに則ったもの。
⻑年のコラボレーターであるアートディレクターデュオAHONEN & LAMBERGが制作したひび割れた大理石をイメージしたグラフィックも、コレクション全体にさらなる奥行きをプラスしています。
人骨が放つ静謐なボーンホワイトの色味、岩壁や石の乾ききった表情などを加工技術を駆使して存分に再現しています。ヴィーガンスエードのボンバージャケット、レースのシャツとフーディー、モワレのジャカード生地などに見られる凹凸のあるテクスチャーもまたコレクションテーマに則ったもの。
⻑年のコラボレーターであるアートディレクターデュオAHONEN & LAMBERGが制作したひび割れた大理石をイメージしたグラフィックも、コレクション全体にさらなる奥行きをプラスしています。
大小様々なサイズの骨や十字架を巧みにレイアウトし、人骨のようにも見えるブロークンパールなども取り入れたアクセサリーを制作したのはYOSHiKO CREATiON。足元はブラックのレザーシューズで統一しつつも、ミリタリーバックルなどを取り付けたシューアクセサリーを装備し、随所でサイハイブーツやエンジニアブーツに見立てたスタイリ ングへと飛躍させています。さらに80年代の国内ファッションシーンを席巻していたアイウェアブランド「Lunetta BADA(ルネッタ・バダ)」とコラボレーションし、2型のサングラスを制作。『あぶない刑事』で柴田恭兵が着用していた「No.23 SUN」モデル、そして吉川晃司がデビューシングル『モニカ』発表時に着用していた「No.18 SUN」 モデルを復刻させています。